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虹の橋で会えますように

2015年04月01日

とても私的なことになりますが、
3月18日に飼い犬 王子(チワワ雄)が亡くなりました。
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享年7歳と10カ月
小腸あたりに悪性の腫瘍が見つかってから、亡くなるまで1か月。
身の置き所がない様子で夜もよく眠れない彼を見守りながら、私も寝不足&心労で限界を感じた頃に逝ってしまいました。末期の状態だと理解していましたが、奇跡が起こるかもしれない、と心のどこかでいつも思っていましたので、私にとっては突然の死でした。

物質はエネルギー。
頭ではわかっているけれど、心がついていきません。
今、目の前にある個体が無くなってしまうことに耐えられそうもなく、とにかくなんとかならないものかと必死でした。
近くにある願いが叶うという有名な神社に毎週お参りに行きました。
頂いた犬猫用の酵素ドリンクを飲ませ、プラスティックの箱にヌカを入れ酵素浴もさせました。
家族として何かしてあげられることがあること、
そして、もしかしたら良くなるかもしれない、という希望があることに救われました。

亡くなる前々日まで、腹水で膨らんだ体でお座りし、家族が食べているモノを欲しがりました。
亡くなる前日は尿が出なくなり、食事も欲しがらずほとんど横になっていました。それでも自分でなんとか歩いてトイレに行こうとし、お水も飲んでいました。
亡くなる2・3日前、落ち着かないのか、一緒に寝ている布団の中に入ってこなくなりました。
いつも、腕枕をして寝ていたので、それができないことがとても寂しく
「もう、王ちゃんを腕枕することはないのかな。。。」と、一人シクシク泣きながら寝ていました。
しかし、亡くなる前日には布団の中に入ってきて、私の腕枕で眠ってくれました。
自分の死期が近いことがわかっていたのかな、と思います。
正直、ヨボヨボヨレヨレでもいいから、生きていて欲しかった、と思いました。

まだあまり深く考えないようにはしていますが、
もっと早く気付いていたら。
私たち家族の判断はこれで正しかったのだろうか。。
獣医師との意思疎通がうまくとれていないと感じた時点で、病院を変えるべきだったのかも。。。
などなど、いろいろなことを思います。

犬の病状を知り、母や私のことを心配してくれたお客様。
わざわざ遠くから我が家にお見舞いに来て、王子のことをさすりながら泣いてくれた友人。
王子が亡くなったあと、
暇になった時間をどうすればいいのか、大人はみんなどうやって余暇を過ごしているのか?
という、私のどうしようもない質問に、まじめに答えてくれた友人。
ワンコが死んだ。という報告に泣けるコメントをしてくれた、御前崎店オーナー熊倉さん。
仕事で病院に行けない私のかわりに動いてくれた姉家族。
もともと犬を飼うことに反対だったのに、何も言わずに見守ってくれた父。
今回も周囲の人たちの温かい気持ちに救われました。

治らないと言われている病気を抱えている方の気持ち。
それを支える家族の気持ち。
本人の意思が確認できない状態で、治療方針を決めなければいけないとしたら・・・。
皆さんどんな思いをしているのだろうか・・・・・・。

今回このような経験をしておかげで、この仕事をしていくうえでも少しは成長できたかな、と思っています。

今でも、もうあの丸い頭の匂いを嗅ぐことはできないんだな、と思うと愕然とします。

できれば、私がこの世にいる間に、何かに生まれ変わってまた会えるといいな。

それが無理なら虹の橋で会えるかな。
そこには我が家で飼っていた先輩犬達もいることでしょう。
我が家に迷い込み、そのまま飼い犬になった先々代のクロ
(母の帰宅を待って一度吠えてからパタリと倒れて亡くなりました。姉が母にすがって号泣している横で、「悲しくないもん!だってクロの事そんなに好きじゃなかったもん!!」と叫んでいた自分を思い出します。まったく可愛げのない子供でした。当時の自分にゲンコツ一発おみまいしてやりたいくらいです。心に受けた衝撃が強すぎた姉はそれ以降、犬とは一線をおいて生活をしている、と言っています。)
先代のハチ親分は、近寄るものに吠えまくり、触るもの皆に噛みついた孤高の番犬でしたが、王子のことは優しく迎えてくれるでしょう。
彼らと共に待っていてください。
でも、順番から行くとたぶん母の方が早く虹の橋にたどり着くでしょうから、
その時には遠慮なくみんなで先に進んでいてください。

次にペットを飼う予定は今のところはありません。
でも、もし機会があるのなら、次は自分の為ではなく犬が今世を幸せに過ごすためのお手伝いとして、家に迎えたいと考えています。

そして今、今回の経験を通し、
ペットやその家族のために私ができることがないか、ゆっくり考えていきたいと思っています。

皆さんに健康と癒しと希望を届けられるような存在になりたい、と思います。

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