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私がアトピー性皮膚炎を克服するまで⑤~病院での治療に限界を感じた頃~

2014年06月10日

D医院の初診時には、血液検査と
ステロイドの長期使用の影響で皮膚にカビが生えていないか、の検査をしました。

顔全体が真っ赤に腫れて熱をもっている感じでしたので、
まずは症状を抑える、とのことで
ステロイドの内服と塗り薬が処方されました。
その時に漢方薬が処方されたかは覚えていませんが、
「え?触診とかしないの?」と思ったのは覚えています。
漢方医の小説を読んだ事があり、その小説には、脈の触診だけで患者の状態がわかるみたいなことが書いてあったので、それを期待していました。

漢方医じゃなかった。漢方中心に処方してくれる皮膚科だった。

と少し残念に思いながら、診察後に看護師に軟膏を塗ってもらってから、
処方箋を受け取って隣にある薬局へ。
薬局もとても混んでおり、薬をもらうまでだいぶ時間がかかりました。
自宅に帰り、指示通りにステロイドを服用し、軟膏を塗りました。
顔の皮膚がチリチリ痒いので、少し掻いてみると、
黄色っぽい皮膚が剥けてきました。
まずいかな?と思いながらも指先で顔を軽くこするとズルズルと皮がとれてきて、
結局、顔中の皮を剥いてしまいました。
下からは新しいすべすべの皮膚が出てきて、痛みもなかったのでその日はそのまま就寝。
次の日の朝には顔の赤みが引き、ステロイドの影響か奇妙な顔の白さでした。顔は少し腫れていましたが、一晩でここまで良くなるなんて!と大満足でした。
休日出勤したところ、同じように出勤していた先輩にも
「すご~い。きれいになったねえ~。」
と、言われました。

症状が落ち着くと、内服量の減量と軟膏が弱いものへ変更になっていきます。
ステロイドの内服を中止するところまでは順調にいくのですが、
軟膏を弱くすると症状が悪化していきます。
ステロイドを塗っていても、痒みや腫れが完全に治まることがありません。
額には常に吹き出物ができていました。
保険適応の漢方薬も処方されていましたが、あまり効いている感じがしません。
医師に症状を聞かれるので、答えると
「じゃあ、今度はこの組み合わせでこの薬にしましょう。」
と、薬が変更になっていきます。
どんどん漢方薬が変わっていく事に、少し不安を感じてはいましたが、
内服しているからこの程度で治まっているんだ。
いつかは効いてくるだろう。
と思い通院をしていました。
内服や塗り薬の処方の組み合わせが一周まわってもとに戻っちゃうんじゃないかしら。と思った頃。
医師から、
自費の漢方薬を薬局から取り寄せて飲むっていう方法があると、話がありました。
2週間で2万円弱くらいの値段だったと思いますが、試してみることにしました。

医師の指示で調合された漢方薬が、大きなティーパックみたいな袋に入っています、
決められた水量で決められた量になるまで煮詰めて、それを一日で内服します。
朝起きて、漢方を煮詰めていると部屋中に臭いが充満します。
当時ワンルームのアパートに住んでいたので、何から何まで漢方の臭いがつきました。
色は黄色。漢方特有の甘いような苦いような味で、飲むのも大変でしたが、
これで良くなるなら。と、我慢して飲んでいました。

どのくらい自費の漢方薬を飲んだかは覚えていませんが、
皮膚の状態は相変わらずで、いつもどこかがチリチリと痛痒く、
顔もなんだか浮腫みっぽくて 太った?とよく聞かれました。
ある日、仕事で外回りをしているときに不整脈が何回も起こりました。
今までも時々不整脈が出ることはありましたが、こんなに回数が多いのは初めて。
そのまま、職場に戻り自分の席に座って様子を見ていましたが、
ときどき意識が遠のくほど。
こりゃ、まずいな。
と、同じ法人内の隣接する病院に受診。不整脈が治まる薬が処方されました。
内服の注意点は、
妊娠すると胎児に影響があること。
吐き気があるかもしれないが徐々に慣れること。
とのこと。
内服すると、不整脈の回数は減りましたが、吐き気がして困りました。
不整脈の原因は漢方薬を飲み続けているせいかしら?
と思い、漢方薬局に問い合わせをしましたが、
その処方で不整脈がでることは考えにくい、という答え。
受診時にD医院の医師に聞いてみましたが、やはり同じ答えでした。
今でも、心身に強い負荷がかかると不整脈がでますので、
その時起こった症状も漢方薬の影響ではないかもしれません。
しかし、漢方薬を飲み続ける気になれず、そうなると今までの皮膚科と同じこと。
これ以上、いつも混んでいるD医院に行く意味はないな、と思いました。

体調不良の原因をきちんと調べた方がいい、という上司の勧めもあり、
総合病院の循環器科と皮膚科を受診することにしました。
循環器科では心エコーやホルター心電図などなど心臓の検査をしましたが異常はみられず、治療の必要はないとのこと。
皮膚科では、アレルギーの血液検査をしました。
こちらも異常なし。
じゃあ、この私を苦しめている皮膚の状態の原因は何なんだ?
と思い質問すると、
紫外線が原因かどうか入院して調べる方法もあるけれど、治療をしても良い結果がでるとは限らない。
とのこと。
「では、原因はわからないってことですね?」
と聞くと、その医師は
「原因がわからないから、アトピー性皮膚炎って言うんですよ。」
と言い、すまなそうに(私にはそう見えました)敏感肌用の化粧品のサンプルをくれました。

まじっすか~!原因がわからないんじゃあ、病院じゃ治らないじゃん!

と衝撃を受けたのは2007年秋のこと。
これ以降皮膚科にはかかっていません。

ここから、自力で体質改善!!! とさらに迷走・・・です。

素敵な花器とお花たち

2014年05月27日

最近、お客様からお花を頂くことが増えました。
花瓶がないのでコップを2つお花用におろして、代用していました。
花瓶買わなきゃ、と思っていたところ、
みやこちゃんテーブルを作っていただいた
工房adagio 大庭さんから

ちょっと早いけど一周年のお祝い

と素敵な花器をいただきました。

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水を入れる部分が取り外せ、水替えが楽です。
生木で作ってあるので、これから縮むかもしれないけれどその時はメンテナンスしてくれるとのこと。
また、ひび割れや表面の色が変わってくる可能性があるけれど
「こいつも生きているんだなあ」と見守ってあげてとメッセージをいただきました。
花器になっても生きているなんて素敵。
どんな風に変化していくのか楽しみ。
この子の成長を見守っていきたいと思います。

そしてこの花器を見たお客様が、
「今まではコップだったから少ししかお花をもってこれなかったけれど、
今度はたっぷり持ってきますね。」
と自宅のお庭の花を持ってきてくださいました。

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店主が活けました。上手にできたと思いますが、どうでしょう。
待合室が華やかになりました。

「どうしても虫が来てしまうんだけど、できるだけ防虫剤は使いたくない。
建物の周りにハーブを植えて防虫したいんだけどね。
今は草だらけだけど、ハーブガーデンにしたいと思うんだよね~。
ウッドデッキもほしいな~。」
なんてことを、友達や一部のお客様にお話ししたので、
それからハーブの鉢植えが送られてきたり、挿し木用のハーブを分けていただいたりしています。

挿し木や植え替えには今の時期が最適、と聞き、プランターなどを購入。

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ローズマリーも水に差しておいたら根っこがでてきたし、
ラベンダーも挿し木になるのを待っています。

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あとは、店主のやる気が降りてくるのを待つのみ。
早く来い!やる気!

こんな話を他のお客様にしたところ、
「挿し木にするの?カヌマのアカツチの一番小さいの買った?
培養土?挿し木にはダメだよ。挿し木をするなら6月10日ころまでにやらなきゃだめだに。」
と教えてくれました。

近いうちにカヌマのアカツチを買いに行かなければ。
そして、6月10日までにやる気が降りてきますように。

私がアトピー性皮膚炎を克服するまで④~女優川本と言われた頃~

2014年05月27日

まだC医院に通院している頃に、職場を変えてもらうことにしました。
2006年のこと。
病院から同じ法人内の介護施設に異動し、
在宅で介護を受ける方たちのケアマネージャーとして働く事になりました。
社会での一般常識とは縁のない生活をしてきてしまった私。
電話の応対からファックスの仕方、お客様や業者の方たちへの対応、市役所への出入りの方法などなど、先輩ケアマネージャーに親切に教えてもらいました。

ああ、電話って初めて掛けた先にも「お世話になっております。」って言うものなのね。
これからお世話になるのであって、まだお世話にはなってないけどね。

など、本当に初歩的なことにイチイチ感心する毎日でした。

担当の利用者様の自宅やデイサービスや病院、市役所など、施設外に出ることが多くなりました。
日に当たると皮膚の状態が悪くなるのは経験済み。

憎き紫外線め!完全に防いでやる!

顔には紫外線を防ぐと言われたパウダーをはたいていましたが、
クリームや乳液状の日焼け止めは肌がチリチリしてしまい塗ることができません。
なので
黒い日傘&黒い帽子&マスク&綿のスカーフ
黒い日よけパーカー又は黒の長手袋
で完全防備。
全身黒で包まれた私。
施設の駐車場を歩く私の姿をみかけた同僚が、
「川本、黒尽くめだね~。女優さんみたい。女優川本。」
と言いました。
女優並みの紫外線対策をしても、
瞼や頬、首がチリチリと痛痒く、赤く腫れることがありました。

真夏に帽子も被らずノースリーブ姿で自転車に乗っている人を
うらやましく思いながら見ていました。
そして、
今まで、常夏のリゾート地で楽しく遊んだり、
すぐにやめちゃったけどボディーボードをしてみたり、
見苦しくない程度の露出をして遊びに行ったりもした。
もういい年だし、そんなことをしたいとも思わないけれど、
私よりも若いアトピーの子達はどうするのだろう。
海やプールはどうするんだ。肌見せファッションができないではないか!
と思いました。

次第に新しい職場に慣れていきました。
前任者が残して行ってくれた書類の整理で休日出勤することも。
疲れが次第に溜まっていきます。
肺がんの末期と診断され、在宅で療養していた(私は離れて住んでいたので、週末に様子を見に帰るくらいで、母が介護をしていました)祖母が亡くなり、葬儀が終わった頃。
緊張がほどけたのでしょうか。
顔全体が真っ赤になり腫れてしまいました。特に瞼が腫れ、眼を明いているのも大変。
C医院への通院をやめた後、なるべくステロイドを塗らずに過ごしていました。
でも、もう無理。以前一緒に働いていた先輩たちとの食事会にこの顔では行けない。
と、C医院で処方してもらい残っていたステロイドを塗りました。
そして少し横になっていると、
顔全体から何かが流れ出してきました。
汗や涙と間違えるくらいに、顔全体から黄色の浸出液がタラタラと流れてきます。

ああ、恐ろしい。自分ひとりでなんとかするにはもう限界だな。
病院へ行こう。
今までもいろいろな人に受診するように勧められていたD医院に行くことにしよう。
漢方主体の治療みたいだし、今度はきっと良くなるに違いない。

懲りずにまたまた皮膚科受診をすることにしました。

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