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私がアトピー性皮膚炎を克服するまで③~アトピーと言われ衝撃を受けた頃~

2014年05月19日

B医院に通うのをやめてから、手元にあるステロイドを塗って様子をみていましたが、
皮膚の状態は次第に悪化していきます。

頬の皮膚が硬くなったり(指で刺激すると、コツコツと音がするくらい)、
首や脇は汗や衣服の刺激で痛みと痒みが強くなります。
特に首は白衣の襟があたると悪化するので、
タオルを首に巻いて保護していましたが、
上司から「見た目が悪い。」と注意され(確かに見た目は悪かった…)、
スカーフやハンカチを当てていました。
患者様の入浴介助をすると赤みがひどくなるので、
上司にお願いして担当から外してもらいました。
徐々に仕事に支障がでるようになったため、
これはまずい!
と思い、またまた皮膚科を受診することにしました。

今度は自宅から歩いて通える距離にあるC医院に行ってみました。
顔、首、肘の内側、脇のかゆみが強く、特に顔は瞼や目の下、口の周りが赤く腫れている状態でした。
そこで初めて医師より
「アトピー性皮膚炎だね。」
と言われました。

衝撃!!!
恥ずかしながら、自分がアトピー性皮膚炎になるとは思っていなかったのです。
なかなか治らないしつこい皮膚炎&肌荒れだ、くらいの認識でした。
お恥ずかしい…。
でも、まだまだ楽観的で、ステロイドやアトピー性皮膚炎について詳しく調べることもせず、いつか治るだろう、と思っていました。
その医院で、ステロイドの内服と塗り薬をもらい、薬の塗り方の指導を受けました。
それは、
皮膚のバリアが壊れており、薬の成分をスムーズに体内に吸収できるので、こすらず優しくそっと塗るように。処方された薬を次の受診日までに使い切るペースでたっぷり塗るように。
という内容でした。
指示通りに内服と薬の塗布をしているうちに、症状はすっかり消え、ステロイドの内服が中止になり、塗り薬も少しずつ弱いものに変更になりました。
そんな時、研修で屋外移動をするときに日傘を忘れ、ばっちり日光浴をしてしまいました。
日光に当たっているときから
「こりゃ、まずいな~。」
と自分でわかるほど、皮膚がチリチリしました。すると、その日の夜から顔がマダラに赤く腫れ、痒みがでてきました。
すぐにC医院を受診すると
「あなた、何歳?もう大人でしょ!?こういう体質なのに日に当たるなんて信じられない。自分勝手に生活しておいて、それで治してくださいなんて虫が良すぎると思わないのか!?」
と大きな声で怒られました。
そして、
「服は綿のものを着ているからいいとして、今日は帽子を被って紫外線対策をしてきたのか?」
と、帽子をもっているかバックの中をチェックされました。
医師が言ったことは、正しいことです。
でもさぁ言い方があるじゃない?久しぶりに他人に怒鳴られた…。

私も大人なんだから、怒鳴らなくてもわかりますよ。

と思いましたが、大人なので口に出して言うのはやめました。
と、いうより、驚いて何も言えませんでした。

そして、帰り道
「ってことは、私はこのままずっと日に当たれないってこと?日光を避けて生活しなきゃならないってこと?綿の服しか着れないってこと?」
と思いました。
その後もしばらくC医院に通いましたが、
症状がスッキリなくなることはなく、
受診自体がストレスになり、かえってお肌に良くないな。
と、自己判断で行くのをやめました。

C医院では生活指導をしてくれ、それはとても役にたちました。
なかでも、
眠っている間に皮膚は再生するのだから、とにかく良く眠りなさい。
睡眠は7時間で十分というけれど、自分がまだ眠たいのなら睡眠が足りない。もっと睡眠が必要だということ。
と、言われたことは、
当時いつも怠くて仕方がなかった私にとっては救いの一言で、素敵な言い訳になりました。

私がアトピー性皮膚炎を克服するまで②~病院に行けば治してくれる、と思っていた頃~

2014年05月17日

自分で購入したステロイドクリームを左眼の下に塗ると、
赤みとジクジクはすぐに治まりました。
しかし、治ったので塗るのをやめるとまた赤くなります。
塗ったりやめたりを繰り返しているうちに、初めは左眼の下だけだった異変が、
頬や首にも出るようになりました。
そのうち、マブタが腫れ、首や頬の痒みカサつきが気になるようになりました。
皮膚科に行ってみようと思い、どこの皮膚科がいいか友人に聞くと
「子供の頃、よくA医院に連れてかれたって、旦那が言ってたけどね。」
と教えてくれました。
早速、A医院を受診。
優しそうな高齢の医師が
「あらあら、痒そうだね。」って感じで診察してくれ、
補助のベテラン風の看護師も
「大変そうね。」と優しく労わってくれました。
私が同じ市内に勤務する看護師だとわかると、
「○○先生は元気にしてる?」「どうして自分の病院にかからないの?」
など、話しかけられ、
こちらも気軽に答えているうちに、
マブタ、唇、頬に看護師がステロイド軟膏をぺたぺたと塗ってくれました。
これで、診察は終了。

検査とか、しなくていいの?
と思いながら、処方されたステロイド軟膏を手に、医院を後にしました。
処方されたステロイドを塗布して様子をみていましたが、
当然のことながら、良くなったり悪くなったりの繰り返し。

A医院はよく考えたら泌尿器科・皮膚科だった。だから、良くならないのかも。

と思い、A医院は一度の受診でやめ、
職場の同僚が以前通っていたというB医院に受診することにしました。

B医院では、まず血液検査をしました。
「原因はわからないけどね、
もち米とかチョコレートとか食べると良くないっていう人が多いよ。」
と言われ、内服薬とステロイドの塗り薬をもらい、帰宅しました。
その後、米菓や大好きなチョコレートをなるべく食べないようにしました。
症状がすっきりと良くならないので、内服がなくなる頃に再度受診。
血液検査の結果、異常なしとのこと。
受診後の様子を聞かれたので、
「あまり良くならない。特に唇が痛くて食事とか辛いです。」
と、答えると
「それはね、チューのしすぎ!」
と、医師からの言葉。
医師としては軽い冗談のつもりだったのでしょうが、
真剣に相談した私は一瞬フリーズ・・・。
その日の受診では、内服薬と少し強めの塗り薬が処方されました。
やはり、すっきりと良くならず、なんとなくB医院にも行く気になれず、
手元にある薬を使いながら様子をみることにしました。

まだ、この後も皮膚科めぐりが続きます。

私がアトピー性皮膚炎を克服するまで①~まだステロイドを知らない頃~

2014年05月13日

小さな頃、
体が小さく、気も小さく、引っ込み思案だけど頑固で空想好き、
とっつきにくく可愛げの足りない子供でしたが、
皮膚は丈夫で、夏は真っ黒に日焼けをし、
冬は顔や手が荒れることはありましたが、
市販のクリームを塗るくらいで治まっていました。
というか、放っておかれていました。

初めて皮膚に異変があったのが、看護師として就職して少したった頃。
仕事の責任の重さや同僚先輩との関係、初めての一人暮らしや三交代勤務などなど…。
ストレスがかかったのでしょう。
仕事中に首に蕁麻疹ができたと思ったら、みるみるうちに全身に広がり、
腕や足がパンパンに腫れました。
皮膚科受診をし、かゆみ止めの内服と整腸剤(薬で下痢気味になったため)かゆみ止めのクリーム(たしか、オイラックスだったと思います。)を処方してもらい、病休をもらって自宅で休養しました。
1週間ほどですっかり良くなり、普通の生活に戻ることができました。
しかし、それからピアスなどのアクセサリー類や時計、ジーンズのボタンなどでも皮膚がかぶれるようになりました。
生活に大きな支障はなかったので、特に気にすることもなく
「看護師として、その黒さはどうかと思う。白衣が眩しすぎる。」
と同僚に言われるくらいに日焼けをし元気に過ごしていました。

20代後半に興味があったアロマセラピーの勉強を始めました。
当時、額や頬できる吹き出物が気になっていたこともあり、
自分でブレンドしたオイルを使って、毎日熱心に顔のマッサージをしていました。
ある日、マッサージ中に左眼の下の皮膚がポロポロと剥がれてきました。
擦りすぎてしまったみたい。そして、その部分が赤く腫れ、ジクジクして治りません。

ちょうど皮膚科に勤めている先輩看護師に会ったので相談すると
「ステロイドを塗るとすぐに治まるけどね。弱いのを塗らないとダメだよ。」
とアドバイスをしてくれました。
「そうっすよね~。」
と、軽い気持ちで購入しステロイドを使い始めたのですが・・・。

そして、アトピー性皮膚炎とステロイドに翻弄される数年間が始まったのです。

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